ネコアルク Bルート

1戦目4戦目 8戦目 9戦目 エピローグ
琥珀遠野志貴ネコアルク両義式-

登場

ネコアルク
地球デラよ……アタシは帰ってきた……。
にゃのに、アタシのハートはカビたニボシ色……
―――にゃぜだ。」

「にゃぜアタシが主演の映画がうやむやにーっ!!
あまつさえ予算が邪神に化けて出てた!
責任者出てこい!30秒待つ!」
※アタシが主演の映画
2005年4月1日ネタと作成されたもの画像

(しーん)

「……ハ、そういうコトですか。
世論は完全にコントロール済み……
しょせん大衆はブチっつーか、ミケっつーか。」

「ま、泥棒猫にはお仕置きが必要だよにゃー。
でにゃきゃ若手に示しがつかぬ。」

「とまあ、倒す相手の心当たりなんざ
星の数ほどあるのだが……こんにゃ選択肢、
沢山あっても切にゃいだけだよにゃー。」

「まーいい、はいそこの人類、止まれ。
さもなくば情け無用のネコパンチが
ワケもなく火を噴くぜ?」



1戦目 vs.琥珀

琥珀
「あら秋葉さま、お茶にマンダラゲ柱が……。」


「今日は何かいいコトありそうですね♪」

遠野秋葉
「どうしてそうなるのよ!
いい機会だから言っておくけど、
貴女の美的感覚は破滅的に間―――あら?」

「……ちょっと琥珀。
また野良猫は入りこんでるみたいだけど。」

琥珀
「あらあら、それはいけません……。」


「って、きゃーーーーーーーー!?
どうして……どうしてっ……!?」

ネコアルク
「ワケは訊くにゃ、アタシにもよく分からん。
ほら、この駅前でもらったポケットティッシュで
その顔汁かおじるを拭きにゃよ。」


琥珀
「かっ、顔汁じゃありません!
これは乙女の涙です!」

ネコアルク
「ほほう、そんにゃにうれしかったか?
いかん……アタシも思わずもらい泣き……。」


琥珀
「くくくっ……事ここに至っては仕方ありません……。」


琥珀(アンバー)
「こんなネコネコしく汚れ果てた地球は
ひと思いに破壊してしまいましょう!」

ネコアルク
「よせやい、せっかく帰ってきたばかりにゃのに。」


「あと、そのキレ芸には某ネコ型ロボットの
知的財産使用料が発生すっから、ネコ法的に。」

琥珀(アンバー)
「破壊してしまえばそんなの関係ないですよねぇ?
ふふふ……うふふふふふふふふふ!!」

ネコアルク
「あ、やっぱこいつダメだにゃー。
にゃんつーか、人として。」



勝利時
「ヨメにしたいくらいの逸材にゃんだけどにゃー。
アンチネコっつー危険思想さえにゃければ。」



4戦目 vs.遠野志貴

ネコアルク
「ニャン・トゥ・マン・ディフェンス」

遠野志貴
「……何が、何から、何を。」

ネコアルク
「いちいち筋道立てて訊くにゃよ、プリティボーイ。
美女とネコは少し謎めいているぐらいが魅力的……
そうは思わにゃいか?」

遠野志貴
「オマエは謎めいてるんじゃなくて、
単に得体が知れないだけだろ。」

ネコアルク
「そうとも言う……いや、にゃに言ってたんだ、おい?
ところで―――
いいメガネかけてるにゃ、セクシィボーイ。」

遠野志貴
「……だったらなんだよ。」

「それと、そのボーイって言うのはやめてくれ。
なんか色々死にたくなる。」

ネコアルク
「うむ、一日の終わりに死ぬように眠るがよい。
一方そのころ、そのメガネはアタシがショウビズで
のし上がるための小道具として活躍するのよ、これが。」


「ニャ―――抵抗するとためににゃらんぜぇ。」

遠野志貴
「えーと……ナイフはどこだったかな?」

ネコアルク
「むっ、さりげない笑顔で抵抗する気満々ですか。」

「やむをえん、道理OUT無理IN!
3-3-7の超攻撃的布陣で行くぜ!」



勝利時
「メガネ奪うと美少女ってヤツはよくいたが
ポエマーににゃるってのは新機軸だったにゃー。」



8戦目 vs.ネコアルク


ネコアルク2P
「おまわりさーん、ここに妖しいヤツがいます!」

ネコアルク1P
「待て待て、お互いポリスメンとは関わりたくにゃい
ランキングに凄腕スニャイパーと並んで常連組、
さぐられた腹の古傷がシクシク痛む身じゃん。」

ネコアルク2P
「それもそーだにゃ
すみませーん、今の取り消しで。」

ネコアルク1P
「第一、うちらが両雄並び立った状態で
ポリスメンと対峙して
どう話つけるつもりだったんだ?」

ネコアルク2P
「すまん、とりあえず言ってみただけで
後先考えてにゃかったよ、兄弟……」

「げっ、ヤバい!マジでポリスメン接近中!」


ネコアルク1P
「ここはヒット・エンド・ラン……。」

ネコアルク2P
「えっ、にゃにそれ?」

ネコアルク1P
「オマエがにくきゅーのやわらかっぷりでポリスメンを
幻惑、アタシがトンズアする時間を稼ぐ作戦にゃ。
戦況により足を四本とも犠牲にすることを許可する。」

ネコアルク2P
「待て待て、アタシネコだけど、
これがアタシに一方的に不利にゃ作戦だって
コトくらいは分かるにゃー!」

ネコアルク1P
「チィ……しょせん、闘いのにゃかでしか
理解しあえぬ血宴関係か……!
ところで誤字にあらず。」



勝利時
「オマエが中途半端にゃ強敵でよかった…
3人目くらいだったらキレてるところだったにゃ。」



9戦目 vs.両義式


両義式
「……何だ、これ?」

ネコアルク
「ついに見つけたぜ、ホールドミータイト。
あと『何だ』じゃにゃく、
せめて『誰だ』でよろしく。」


両義式
「知るか……
あ、『ホールドアップ』って言いたかったのか?
どのみち断るけど……それで。オマエ、何だ?」

ネコアルク
「カッ!言った端からまた『何だ』とか言うし!」

「まあいい……オマエに色々かっさらわれた
一小動物(地位とか名声とか金銭的に)
とだけ言っておこうか。」


両義式
「……人聞きの悪いコト言うな。
そもそも、オマエと会ったのはこれが初めてだぞ。」

ネコアルク
「おお、これは奇遇ですにゃ。
アタシもさっきからそんにゃ気がしてました。
はじめましてこんにちは、アンドDEATH。」

両義式
「……なあ、だんだんムカついてきたんだけど……
オマエ、アレか? 新手の、斬っても斬っても
死なないプラナリアか? つまりオレへのご褒美?」
※プラナリア
頭に切れ込みを入れ3等分にすれば、3つの頭を持つプラナリアに再生する。

ネコアルク
「……そういうモノがプレゼントになる時点で、
こやつを銀幕にデビューさせてはいけなかった
気がするんだけどにゃー。ま、いっか。」


「アタシの前に道はにゃく、アタシの後にも道はにゃし。
そんにゃ『点』のごときアタシの生き様の『線』…
視えるもんにゃら視てみさらせやーーーー!!」

両義式
「……しっかし弱そうだな。
オレにも、視る相手を選ぶ権利くらいはあるんだけど。」



エピローグ

ネコアルク
「見ろよ……
この目も眩むばかりのスポットライト……。
こりゃ最初のギャラの使い道はグラサンかにゃー。」

「えっ? あれは太陽? それはスペースデブリ?
ここは宇宙? これは夢オチ? うわ、最低。」

「夢がイヤなら改めて打ち上げる、
と言われても……
あ、おかまいにゃく、自分で打ち上がりますから。」

「くっそー、次こそ猫の惑星に
にゃってっといいにゃー。」

「つまりはニボシの林にネコ缶の舟……
光量抑えめ変にゃアングル……ふふふ……
ゾクゾクする……にゃんだそのネコ実相寺ワールド。」



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