レン

1戦目4戦目 8戦目 9戦目 エピローグ
琥珀遠野志貴ネロ・カオスオシリスの砂-

登場
1戦目 vs.琥珀


レン
「………………………………」

翡翠
「レンさま……?
なにやら落ち着かないようですが、お出かけですか?」


レン
「………………………………」

翡翠
「……かしこまりました。いま鍵をお開けします。
秋葉さまや、志貴さまには?」


レン
「………………………………」

翡翠
「お二人には秘密、という事ですね。
……行ってらっしゃいませ。
くれぐれもお気を付けて。」

レン
「………………………………」

琥珀
「などと!
そうカンタンには行きませんよレンさん!」

レン
「…………!」

琥珀
「いま、外はなにやら物騒……じゃないですよね、
誰もいないんですから。外はとっても静かで、
色々と企むにはもってこいの状態なのです。」

「そんな危険な街にレンさんを行かせるワケには
いきません! 色々企んでいる琥珀的に!」

「なので、それだけの実力があるかどうか―――
ここで確かめさせてもらいます!」


レン
「………………………………」



4戦目 vs.遠野志貴


レン
「………………………………」

遠野志貴
「うわ、レン……!?
び、ビックリした、驚かさないでくれ。
……って。なんで怒ってるんだ?」

「もしかして散歩中に迷ったのかな?
しょうがないな、寄り道になるけど送っていくよ。
ここからならアルクェイドの部屋の方が近いから……」

レン
「………………………!!!!」

遠野志貴
「ええ、ますます怒ってる……!?
ちょ、待った、オレなんかしちゃったかレン!?」




勝利時
「………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………………………………………
………………………………危ないのは、志貴の方。」



8戦目 vs.ネロ・カオス

ネロ・カオス
「ほう、これは大番狂わせというヤツか?」

「本来ならここには魔眼まがん持ちが現れる筈だったの
だが―――使い魔は使い魔なりに、主人を守った
という事か。」

レン
「………………………………」

ネロ・カオス
「皮肉ではない。
純粋な賛辞だ、喜んで受け取るがいい。」

「なにしろ、働きを認められるのは
これが最後になるのだからな。」

レン
「………………!!」


ネロ・カオス
「ヤツが来ないのなら、こちらから出迎えに行かねば
ならん。そこを退いてもらうぞ夢魔。
そのか細い首、頭をなでるように叩き折ってくれる。」



9戦目 vs.オシリスの砂

オシリスの砂
「―――――――――」

レン
「………………………………」

オシリスの砂
「―――――――――再演算、停止。」

「幻影の夏をなぞり、結末だけを書き換え、ズェピアが
曲解の果てに辿り着いた第六法を成立させる。
一夜かぎりのタタリを、現実のものとする。」

「その為に、遠野志貴はワラキアの夜を消去した後、
私に消去されねばならなかった。」

「……精神干渉に特化した使い魔故に、一夜の齟齬に
気が付くとは。」

レン
「………………………………」

オシリスの砂
「……完全な設計をしたところで、それを成し得るは
人の腕という事か。いいだろう。アナが生んだ
破局を、私自らの手で修正しよう。」

「私は冥界の鳥。
死に絶えるオシリスの砂。
霊長を救う、最期のアトラスである。」

「これより侵入個アナタ体を賢者の石に変換する―――!」



エピローグ

翡翠
「レンさま? いつのまにお帰りに?」

琥珀
「あ、ダメよ翡翠ちゃん、レンさんは寝かせておいて
あげないと。
きっと大冒険だったんでしょうから。」

翡翠
「……そうですね。
志貴さまも秋葉さまも、お怪我一つなく帰って
来てくださいました。」

「きっと、レンさまが頑張ってくれたのですね。」

琥珀
「そういう事です。
目を覚ましたらとびっきりのケーキで、
レンさんの勝利を祝ってさしあげましょう♥」



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