アルクェイド・ブリュンスタッド
登場
アルクェイド
「あきれた、こんな極東の島国まで
転生先に選ぶなんて。」
「……まあいいわ。待ってなさいロア、
すぐに見つけ出してあげるから。」
5戦目 vs.シエル
シエル
「久しぶりですねアルクェイド。
私の事を覚えていますか?」
アルクェイド
「さあ?
教会の代行者なんてみんな同じ顔だもの、
覚えてなんかいられないわ。」
「それよりどいてくださらな?
お互い、殺し合う理由はないハズだけど?」
シエル
「いいえ。
何人の吸血鬼を狩りだそうが、
所詮は貴女も吸血鬼です。」
「教会の教えに従い、
ここで排除してあげましょう。」
10戦目 vs.ネロ・カオス
アルクェイド
「ネロ・カオス……!?
驚いたわ、
貴方ほどの大物がいるなんて。
一体どんな風の吹き回し?」
ネロ・カオス
「なに、
吸血社会のしがらみというヤツだ。
本意ではないがこれも決まりでな。」
「その首を貰う為、
ここまで追ってきたのだよ。」
アルクェイド
「そう。
予定に入っていなかったけど、
死にたいのなら相手になってあげる。」
「たしか貴方は蛇の盟友だったわよね?
首だけは残してあげるから、
あいつの居所を教えてもらうわ。」
※蛇の盟友…ネロとロアは対アルクェイド用の切り札として「創世の土」を共同研究した仲
エピローグ
アルクェイド
「はーあ。
結局ロアの居所は分からずじまいかぁ。
ま、この近くにいる事は確かなんだし、
地道に捜すしかないようね。」
「っと、あぶないあぶない、
あやうく転ぶところ……だったけど……」
「おかしいなあ、石につまずくなんて、
そんな無駄な機能ついてないのに。」
「ネロにやられた傷がまだ
治ってないようね。」
「―――けど、なにかしら。
ヘンに胸がドキドキしてる。」
「ふふ、明日にもロアが見つかる
っていう報せならいいんだけど。」
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