赤主秋葉

5戦目 10戦目 エピローグ
シエルアルクェイド-

登場

遠野秋葉
「まったく、うろちょろと見苦しい。
どこの混血か知りませんが、
私に断りもなく歩きまわるなんて。」

琥珀(アンバー)
「秋葉さま。もしやあの方たち、
遠野家、いえ秋葉さまを軽んじて
いるのではないのでしょうか?」

「ほら、最近の秋葉さまときたら、
志貴さんの手前大人しくして
らっしゃるでしょう?」

「それで皆さん調子に乗っているんです、
きっと。」

赤主秋葉
「……貴女の言い分にはひっかかる
ものがあるけど、確かにそのようね。」

「遠野家の当主として、馬鹿にさっぱ
なしでは引き下がれません。」

「どちらが格上なのか、
思い知らせてあげるとしましょう……」

琥珀(アンバー)
「きゃー!素敵です秋葉さまー!」



5戦目 vs.シエル

シエル
「秋葉さん……?」

「すごい勢いで街の不穏分子を
片づけているそうですけど、
今日はまたどうして?」

「何か約束、ありましたっけ?」

赤主秋葉
「約束など必要ありません。
用件は貴女が口にした通りです
シエル先輩。」

「さあ、おとなしく退治されなさい。」

シエル
「は?
秋葉さんが片づけているのは
町の不穏分子ですよね?」

「ならわたしとは目的は同じ、
いわば仲間どうしじゃないですか。」

赤主秋葉
「だまらっしゃい。
先輩とあの女は最優先で
排除すべき害敵ですっ。」

「町の平和なんて二の次、
兄さんに近づく虫はこの際
こてんぱんに叩きのめします!」

シエル
「むむ。そういうコトならお相手
しましょう。」

「ええ、いずれ雌雄を決する宿命
ですから!」



10戦目 vs.アルクェイド

アルクェイド
「あ、妹だ。
やっほー、どうしたのー?」

「最近暴れ回っているみたいだけど、
ほどほどにしとかないと志貴が
心配するよ?」

赤主秋葉
「ぬけぬけと……盗人たけだけしいとは
よく言ったものです。」

「アルクェイドさん!貴女とは
ここで決着をつけてさしあげます!」

「横からひょいひょいとやってきて美味しい
ところを持って行くなど、天が許しても
この私が許しません!」

アルクェイド
「ふーん。別にいいけど、
そんなコトしても志貴はわたしの
なんだけどなー。」



エピローグ

赤主秋葉
「どう、思い知って?
誰がこの町の支配者か、
理解していただけたかしら?」

琥珀(アンバー)
「きゃー!
素敵です秋葉さまー!
これで研究に邪魔な……」

「こほんこほん、
いえ、町の平和を乱す方々も
一掃されましたっ!」

「秋葉さまが最凶です!」

赤主秋葉
「そんなの当然よ。
今まではちょっと運がなくて詰めを
誤っていただけなんだから。」

「さあ琥珀、支度をなさい!
屋敷に帰ってこない兄さんを迎えに
行きます!」

琥珀
「はい、仰せのままに。」

「…………ふふふふ。
これでデータはとれました。
秋葉さま、
お楽しみはまだまだこれからですよ〜♪」

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