エピローグ

「グレゴール・ザムザが目を覚ますと、
彼は一匹の虫に変身していた。
カフカ作、変身より。」

「・・・・・・まあ、にゃんだね。
いきおいで大気圏突破づるのは考え物で
あったね。これが真空状態かー。」

「冷たいにゃー、
寂しいにゃー、
つーか地球が遠のいて行くにゃー。」

「にゃどと現実逃避している場合
ではにゃい。」

しーきゅーしーきゅー、こちらネコ、
サンダー野鳥三号による救助を要請する。
繰り返す、サンダー野鳥三号による救助を
要請する。」

「なに、四号しか空いてない?
相変わらず人気ねえな四号は!」

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