エピローグ


シエル
「……とまあ、そういった訳で事件は解決したのでした。
納得いきました、遠野くん?」

志貴
「まあ、大まかにはなんとなく。
けど、先輩、黒幕って誰だったんですか?」

シエル
「それは言わぬが華、というコトで。
本人にも口止めされてしまいましたし
さて、これで事件の話はおしまいです。
せっかくの休日なんですから、
もっと建設的なお話をしませんか?
たとえば、残った休日をより有意義に過ごすにはどうするか、とか――――」

アルク
「あ、見つけた。
やっほー! 志貴、そんなところで何してるのー?」

シエル
「し、真祖……!
そんなに人の幸せを邪魔したいのですか貴女は!」

アルク
「あ、いたのシエル?
んー、じゃあしょうがないか。
ほんとは志貴と二人きりがいいけど、
今日は三人で遊びに行く、でけってーい!」

志貴
「……だそうです。
先輩、アルクェイドに悪気はないんで、
怒らないでやってくれると助かります。」

シエル
「ええ、分かっているから困っているんですっ!
……はあ。主よ、新たなの苦難は少しばかり厄介です……」

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