「あら、簡単に殺しちゃった。」 「おかしいなあ、もっともっと わたしなんかじゃ何百人いたところで 殺しようのないヤツなのに。」 「・・・・・・もしかして、わたしと殺し合う前に 誰かに殺されてたの?」 「・・・・・・ふふ、だとしたら感謝して あげるわ、見知らぬ殺人鬼さん。 これでわたしは本物になれた。」 「―――待ってなさい、 わたしを殺した責任、 ちゃんと取らせてあげるから・・・・・・!」