エピローグ

遠野志貴
「翡翠ー、図書室の整理、手伝いに―――」
琥珀
「しぃ! しぃーです志貴さん!
いい感じでお昼寝している翡翠ちゃんを起こしては
いけません!」
遠野志貴
「とっ―――ご、ごめん琥珀さん。
……けど大したもんだな。あれだけ散らかってた
図書室の整理、もう終わってるなんて。」
琥珀
「翡翠ちゃんの得意分野かつ、お気に入りの場所
ですからねー。いつもより気合いが入りすぎて、
そのまま眠ってしまったのでしょう。」
「なので、志貴さん?」
遠野志貴
「分かってます、秋葉には内緒ですね。
じゃ、目を覚ますまで図書室の平穏を守ると
しますか。」
琥珀
「はい♪
話の分かる志貴さんは花マルです♪」
(翡翠)
「……ん……そんな……姉さんが、ついに
というか……やっぱりというか……屋敷の地下で、
あんなもの、を……」
遠野志貴
「あれ? でも、なんとなく魘されているような?
……ま、悪い夢ってワケじゃなさそうだし、いっか。
きっと目が回るぐらい楽しい夢なんだろうな。」
(翡翠)
「……そして予想通りの騙されっぷりです、遠野志貴
さま……ああ、また姉さんの人騒がせな発明が……
でも、その、正直自業自得です、志貴さま……」
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