ネコアルク Aルート

1戦目4戦目 8戦目 9戦目 エピローグ
琥珀&メカヒスイ白レンリーズバイフェ有間都古-

登場
1戦目 vs.琥珀&メカヒスイ

ネコアルク
「んー、神は死んだ。」


「つーかネコも死んだ!
うにゃにゃ、やめろメカメイド!
アタシ、アタシの肉球をどうするつもりだーーー!」

メカヒスイ
「……チッ。
ドクター。サンプルガ 覚醒 シマシタ。」

琥珀(アンバー)
「……なんと恐ろしい。あれだけのダメージを
うけても寝返りをうてば元通りなんて……
もう殲滅するしかねー。」

「はい♪
それではマタタビ麻酔をもう二リットルほど投与……
危ない、メカヒスイちゃん!」


ネコアルク
「シャー! もうマタタビは結構、実家に帰らせて
いただきます!」

「正直、アタシを欠いたネコ王国が心配になってきた
ところにゃの!」

琥珀(アンバー)
「そ、そうはいきませんっ!
これが千載一遇のチャンス!」

「メカヒスイちゃん、行きますよ!
今日こそあのブサイクなバケネコを一掃です!」


メカヒスイ
「ピピ。ゴ命令ヲ ドクター。」



勝利時
「ストップ・ザ・生体実験!
かくしてドクターアンバーの研究所を爆破し、
ネコは一路故郷に向かうのであった。
次回スターネコック4、故郷ふるさとへの長い道。」



敗北時 その1
琥珀
「さっすがメカヒスイちゃん! さ、早くトドメを! こう、
おなかからぶわーっとネコアルクさんたちが大量発生する前に
トドメをさしちゃってくださーい!」
メカヒスイ
「了カ……イエ。
残念ナガラ手遅レデス ドクター。」



敗北時 その2
メカヒスイ
「ピピ。滅菌モードニチェンジ。イケマス。」
琥珀
「ふふふ、まききゅーX廃棄用に作ったウイルスバスターが
こんな役に立とうとは。これで、今度こそ、
このヘンな生き物たちを一掃です。」



4戦目 vs.白レン


白レン
「やっぱり雪には鍋物よね♥」

「ふふ、ラッキーにも北海道の人間から、
上質な海の幸の記録が採れたわ。
もう大漁よ、大漁♥」

「さて、まずはエビとホタテとシャケと野菜と……
うん、これこれ、この真っ赤な甲殻類がなくっちゃ
何もはじまらな―――」


ネコアルク
「んー……これが夢にまで見たカニかぁ。」

「ガリガリ。念願かなって食べたけど、
筋張ってるっつーか、堅いっつーか、
なんかまずいっつーか……」


白レン
「返しなさい。今すぐ返しなさい、ブサイク猫。」

「あと貴女、それカラごと食べてるから。」


ネコアルク
「およ?
てっきりガン無視されるかと思い、大胆にも
正面から食材を盗み食いしてみたのですが。」

「にゃんだ、今回は付き合いいいな白いの。」


白レン
「……ふん。たんに諦めただけよ。」

「だって貴女相手につっこまないでいるなんて
不可能だもの。これからは適当にあしらって、
適当にリンチしてあげるって決めたの。」


「そういうワケだから……ほら、さっさと定位置に
つきなさい。」

「お望み通り戦ってあげるわ。
満足したら自分の国に帰ってよね。」


ネコアルク
「そ・ですか。」

「でもにゃー。そこまで分かり合えたのなら、
お友達まであと一歩♥ せっかくコタツもあるし、
二人で仲良く鍋つつこうぜ?」


白レン
「だから、それがイヤだって言ってるの!
せっかくの鍋タイムを邪魔しないでちょうだ―――
って、ああ!?」


「あんなにあった赤いのが残り一匹に!?」

ネコアルク
「んー……まずいにゃあ、ガリガリ。」

「これが食材の王だとしたら、ふふふ、人類どもが
今まで食べていたのは一体なんだったのか……んー、
ところで口の中が血まみれになってきましたが。」


白レン
「やめて、返して!
それ私の、私のカニなのにーーーーーーぃ!」



勝利時
「うむ、自ら鍋物を作るとはトンデモねーネコ
でしたが、ダシの不足が決定的な敗因です。
いいからニボシ食べろツンデレ。」



8戦目 vs.リーズバイフェ

ネコアルク
「ふぅー、ようやくGCVの入り口に辿り着いた。
どれ、リーダーを欠いたセレブキャットたちが
どれだけアタシに飢えているか……」

「フフ、人気者は辛いにゃあ。サインのしすぎで
骨折とかしてみたい。」

リーズバイフェ
「……残念だけど、それは叶わない望みだ。
キミは国には帰れない。
私と一緒に来てもらおう。」

ネコアルク
「こ、この気配は……狩猟者ハンターの気配!
オ、オマエは噂のニューフェイス!?」

リーズバイフェ
「……リーズバイフェ。
リーズバイフェ・ストリンドヴァリと言う。
どうぞ、よろしく。」

ネコアルク
「うっそだあ。」

「お兄さん、アレでしょ? 真面目な方のキャラ
でしょ? アタシに構ってると、あのツンデレ
みたいに路地裏同盟行きですよ?」


リーズバイフェ
「……その路地裏同盟に入りたいんだ。
それと、私は別に真面目ってワケじゃない。」

「どうしてか知らないが、周りの人間がそう
勘違いしてるだけだ。」

ネコアルク
「む? ……そういえば、この気だるい親近感……」

「さては貴様、真面目そうに見えて、その実なにも
考えていない不思議ちゃん……今が面白ければ明日の
事は考えない、アタシと同タイプのヒロイン……!?」


リーズバイフェ
「ふ―――ふふ、ふふふ―――
同タイプ―――このキモ可愛い生き物と
同タイプの……ヒロイン……ふふふ……」


ネコアルク
「ひぃぃいいい、真・ナントカに刃物!
ここにきてついに馬脚を現したな黒タイツ!」

「……んー、やっぱりにゃー、あのエジプトニーソの
ツレがマトモな性格してるワケにゃいんだよねー。」



勝利時
「衝撃の黒タイツを倒し、アタシはついに故郷に
帰還するのであった。
んー、まあどんなオチか見えてきたけどにゃ。」



9戦目 vs.有間都古

有間都古
「――――――」

ネコアルク
「なっ……!?
お、おまえは将来楽しみなアタシのライバル!?」


「こ、これはどういう事にゃ!?
エリートネコ部隊が……壊滅している……!」

有間都古
「ふん。また知らないところで知らない人に迷惑を
かけてきたんでしょバカネコ。」

「そうやって遊んでいるうちに、このネコ王国は
占領しちゃったからね。今はあたしのおーこくだよ。」

ネコアルク
「ん〜、たった一人の幼女に征服されるリトル国家。
やはり。やはりこのようなオチでしたか。」

「放浪していたカリスマが故郷に帰ってきてみれば、
国は蛮族の支配化だった……」

「さしずめ、その真っ赤な服は、ネコたちの返り血で
染め上がったという事ですかなマイシスタ?」

「んー、ついにチャイナもヤンデレの時代に突入かー。
メガネ、本気で死ぬかもにゃ。」


有間都古
「そ、そんなワケないでしょ!」

「だいたいね、エリートネコ部隊はあたしが来た時点で
無条件降伏してきて、“フクロにするのはリーダー
だけにしてくれ”って一億総土下座したんだよ!?」

「こっちはこの日のタメに地獄の特訓をしたって
いうのに、これじゃバカみたいだよ!
もう、ちっとは戦えこのニートネコ!」

ネコアルク
「えー。
ネコ相手に本気で特訓されてもにゃー。」



勝利時
「我々の無抵抗主義作戦―――名付けて
『チャイナ破れたり』がここまで効果を発揮するとは
……ふふ、アタシは生まれる時代を間違えたにゃ。
ま、王国は壊滅したんで結果痛みワケにゃんだけど。」



エピローグ

「―――西暦 2201年 アジア」

子供A
「お? こっちにもエネルギー反応があるぞ?
お宝かな、掘り出してみようぜ。」

子供B
「ねぇ……ここって昔、地球を救った神様が落下した
って所でしょう? バチ、あたらないかな?」

子供A
「その神さま自身が落ちていなくなっちゃったん
だから、バチなんて当たらないってば。」

子供C
「そうそう。
だいたいホントのところ、その落ちた神さまって
邪神―――」

子供A
「お、ホントに何かあるぞ?
どれどれ……」

「うわ、なんだこれ!?
い、生き物……? ロボット……?」

子供B
「……彫像、かな?
息もしてないし、電源もないけど……」

子供C
「と、とにかくオトナたちを呼んでこようぜ!
あと大きめのスコップも持ってこないと!」

子供B
「あ、待ってよ二人とも……!
一人にしないで、あたしも一緒に行くから……!」

発掘されしモノ
「―――――――――――――――」



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