エピローグ

暴走アルクェイド
「賢者の石ねぇ……せっかく錬金術の最奥に
辿り着いたのに、使い方を間違えるなんて
笑っちゃうわ。」
「一切をゼロにして死を癒すってアプローチ?
残念だけど、それ、とっくに試されてるから
使い古しもいいところよ、お嬢さん。」
「かくして魔王は消え、
一夜限りの吸血鬼も消え去る、か。」
「……ああ、本当最悪。
なーにが人を殺せれば満足よ。
踏み潰せたのはたった十匹。」
「それもほとんどがわたしと同じ偽者ときた。
作り物の舞台だって、ここまでの茶番は
ないんじゃない?」
「でもま、それもここでおしまいっと。
ま、なんて言うか……夜明けと共に消えるなんて、
ちょっと悲劇風よね?」
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