エピローグ
ネコアルク
「ん? メカくん、なんか空気が振動してにゃい?
ゴゴゴゴ、とか東の空から聞こえてくるよ?
あ。ズシンって。ズシンって今、地震もしたよ?」
メカヒスイ
「ご安心を。私一人では清掃が間に合いませんので、
超抜筺体を召還したところです。
それではごきげんよう、経験値。」
※召喚の誤字
ネコアルク
「むう。メカくんは飛行形態で東の空へ。
一方、アタシのNEKOイヤーには
キャッツからの阿鼻叫喚が届いているのであった。」
「え、にゃに? 全滅する?
すごいのきた? 東の空を見ろ?
なんだっつーのよ、いったい。」
メガヒスイ
「バリバリ 掃討 スル。
逃ゲル NECOハ 駄目ナ ネコアルク デス。
逃ゲナイ NECOハ モット駄目ナ ネコアルク デス。」
ネコアルク
「いや、そりゃ正論だけど、
メカくんったら大人げぬぅえ―――――!」
逃げまどうネコたち
「ヘルプミー! ヘルプユー!
ええいGCPは何をやっている!?」
※GCP…グレートキャッツポリスの略
「え、駐禁で出はらってる? あと逃げるネコたちの列整理中?
最後尾フダ作ってるから邪魔すんな?
どんだけ職務に忠実にゃんだよオマエら。」
「ええい、カツオブシほどの役にたたんゴクツブシどもめっ!
こんなことならアンバーマジカルセコムと
契約しておけば良かったにゃー!」
ネコアルク
「ふふふ、見ろよあの烏合の衆……まるで雨後の
竹の子のようじゃあにゃいですかい……いつもの事にゃがら
バッドエンドしかねぇにゃアタシってば。」
メガヒスイ
「照準 セット。
相転移加速粒子式GCG、撃ーチーマースー。」
※GCG…グレートキャッツジェノサイダーの略
ネコアルク
「おや、東から太陽ですか。
人類の皆さん、どうやらお別れの時が来たようです。
いきすぎたテクロノジーはホドホドにね。」
※テクノロジーの誤字
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