遠野秋葉

5戦目 10戦目 エピローグ
翡翠&琥珀蒼崎青子-

登場

遠野秋葉
「まったく、うろちょろと見苦しい。
どこの混血か知りませんが、私に断りも
なく歩きまわるなんて不愉快だわ。」

「・・・・・・見れば兄さんも出かけて
しまったようですし。」

「迎えに行くついでに、
よそ者に灸を据えてやろうかしら。」



5戦目 vs.翡翠&琥珀

遠野秋葉
「・・・・・・呆れた。あなたたち、
こんなところで何をやっているの?」

琥珀
「きゃっ!?秋葉さま、
どうして外出なさっているんですか!?」

「あ、いえ、違いますよ?
これはですね、
お忙しい秋葉さまのお手を煩わせないよう、
わたしたちで町の調査をしてみよう、と。」

赤主秋葉
「言い訳が結構です。
貴方たちの役割は屋敷の管理よ。
それ以外の仕事は許しません。」

「私の目を盗んで油を売っている以上、
覚悟はできているんでしょうねぇ?」



10戦目 vs.蒼崎青子

遠野秋葉
「見つけました。
色々と危険な人たちが集まっているよう
ですが、その中でも貴女が一番危険です。」

「おとなしくこの町から去るならよし、
去らないのなら―――」

蒼崎青子
「力ずくで追い出すってワケ?
いいわねー、
気の強い子は嫌いじゃないわ。」

「見たところ人間離れしているし、
先達としてお姉さん揉んであげる。」

赤主秋葉
「お断りよ、
貴女のような人を先輩にする
気はありませんから。」

「ここで貴女を完膚無きまでに
負かして、兄さんを心身共に
取り戻してみせるんだから!」



エピローグ

琥珀
「秋葉さま、お茶の支度ができましたが。」

遠野秋葉
「ありがとう琥珀。こっちに持ってきて
ちょうだい。」

琥珀
「かしこまりました。……あら。
志貴さん、レンさんとお昼寝ですか?」

遠野秋葉
「ええ。
私の苦労も知らないでいい気なものです。」

「……けど、まあいいか。兄さんが
元気になったのはいいコトだものね。」

「気分もいいし、今日はもう少し寝かせて
おいてあげようかな。」

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