翡翠

5戦目 10戦目 エピローグ
メカヒスイ白レン-

登場

翡翠
「…志貴さま?
…そんな、先ほどまで
眠っていらしたのに……。」

「申し訳ありません秋葉さま。
責任をもって、
志貴さまを連れ戻してまいります。」



5戦目 vs.メカヒスイ

メカヒスイ
「ガガ。
オリジナルニ遭遇。
撤退セヨ。」

翡翠
「……また姉さんの悪ふざけですか。
秋葉さまに投与した薬までは
大目に見てきましたが、
これ以上は見過ごせません。」

「問題を起こす前に
お屋敷に戻っていただきます。」



10戦目 vs.白レン

白レン
「来たのね翡翠。
貴女に鈴の音を聞かせた
覚えはないのだけど。」

翡翠
「―――志貴さまをお返しください。
もうじき夜明けです。それまでに
お屋敷に帰らなければ」

白レン
「いじわるな姉の言う通り、
家で待っていればよかったのに。」

「ドレスもないクセに舞踏会に来る
なんて、ずうずうしいと思わないの?」

翡翠
「―――これがわたしの職務です。
志貴さまをお返しください」

白レン
「……ふうん。
ガラスの靴でもあげようかと思った
けど、その必要もないみたいね。」

「貴女はシンデレラ失格よ。ここで一生、
召使いとして暮らしなさい。」



エピローグ

遠野志貴
「翡翠ー。
昨日の夏服のコトだけど――――」

翡翠
「はい……志貴様の制服でしたら、
秋葉さまが全て卸したてにするように、
と……」

遠野志貴
「……あ。おっけー、ゆっくりな、翡翠。」

遠野秋葉
「翡翠?
今朝送られてきた封筒、
目を通したから焼却しといて―――」

翡翠
「ぁ……久我峰さまからのお手紙でしたら、
さっき姉さんがもっていたような……」
※久我峰…久我峰斗波(くがみね となみ)
秋葉の元・許嫁。遠野槙久の存命中は遠野の屋敷に住んでいたこともあった。

遠野秋葉
「琥珀のヤツね。それより翡翠、
夏だからって風邪ひくわよ。」

琥珀
「あわわわ!翡翠ちゃん翡翠ちゃん、
いまお掃除してたら一人でに
壁時計が落ちちゃって……!」

翡翠
「……壁時計は一人でに落ちません……
姉さん、あれほどお屋敷の掃除は控える
ように、と……」
※独りでにの誤字

琥珀
「……っと。
タオルケットだけじゃ心もとないですよー。
はい、このクッションを枕にしましょう。」

「それじゃ、お休みなさい翡翠ちゃん。」

翡翠
「……すーすー……」

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